about IGUSA イ草づくり
北限の厳しい冬にも負けない小松イ草
丈夫で強く 長く使えるその畳からは
気持ちが落ち着く天然イ草の香り
気が付けば横になってしまう
冬を超えた温もりが感じられる
そんな小松イ草を作りつづけ
畳の暮らしを守りたい
Natural rush that makes you
feel at ease.
Make such a rush
I want to protect the life of tatami mats
OUR PRODUCE 宮本農産のイ草
小松イ草の歴史は、五五〇年前からと言われています。
江戸時代から生産が盛んになり、
小松の伝統産業の一つとなりました。
昭和三〇年代には一四〇〇軒もの農家がいたそうです。
ですが、その後の度重なる豪雪や生活様式の変化など、
様々な要因が重なり、現在、小松イ草の栽培農家は、
私たち宮本農産の一軒のみとなっていました。
多くの人が守り、多くの人を幸せにしてきた小松イ草。
次の時代へと繋げるために。
歴史を途切れさせないために。
様々な人たちに力を貸してもらいながら、
私たちは、小松イ草を守り続けています。
小松イ草の歴史は、550年前からと言われています。
江戸時代から生産が盛んになり、小松の伝統産業の一つとなりました。
昭和30年代には1400軒もの農家がいたそうです。
ですが、その後の度重なる豪雪や生活様式の変化など、
様々な要因が重なり、現在、小松イ草の栽培農家は、
私たち宮本農産の一軒のみとなっていました。
多くの人が守り、多くの人を幸せにしてきた小松イ草。
次の時代へと繋げるために。
歴史を途切れさせないために。
様々な人たちに力を貸してもらいながら、
私たちは、小松イ草を守り続けています。
雪国だから
育まれる
強く丈夫な
小松イ草
our produce
畳に使われるイ草の多くは、熊本や福岡など、
温暖な地域で栽培されています。
一方、小松市はイ草産地の北限、唯一の日本海側の産地。
冬には雪が厚く積もり、秋に植えられたイ草は、
冷たい雪の下でじっと春を待つことになります。
この厳しい環境を乗り越えて育つからこそ、
小松のイ草は表皮が固く丈夫に育つのです。
苗を植えてから
丸二年
ようやく製品に
触れられる
manufacturing
秋から始まるイ草づくり、一年目は苗を作ります。
冬を超えて枯れたような見た目になりますが、
春には新たな芽を出し、株が大きくなっていきます。
次の秋に田んぼに植え付け、翌年の7月に収穫。
ですが収穫後すぐには織らず、寝かせる必要があります。
稲刈りが終わる10月。最初にイ草の苗を植えてから丸2年。
ようやく畳表(ござ)を織ることが出来るのです。
太くて無骨が故に
丈夫で強い
小松の自然が
作りだした風合い
products
九州など温暖な地域で作られたイ草は、細くて艶やか。
1畳に約8000本使用され、キメが細かく美しい畳になります。
一方で小松イ草は太さがあり、一畳に使用するイ草は4000~5000本ほど。
美しいというよりは無骨、使うほどに味がでる粋な畳です。
畳は工業製品ですが、素となるイ草は自然のもの。
イ草の育つ環境の違いが、畳からも感じられます。