NEWS / WRITES 微生物資材の勉強中

2021

01

31

NEWSTOP

微生物資材の勉強中

1月末に小松能美農業青年グループの取り組みで講師を招き微生物資材の勉強を行いました。

実は11月にも来県いただいたお二人で。

熊本県の株式会社ナチュラルファーム 本田社長
https://re-farm.asia/

株式会社アンコール・アン 営業部 新坂さん

新坂さんとの出会いは昨年の9月に株式会社茶のみ仲間(https://www.cha-nomi.com/onlineshop/)
の西上社長から紹介をしてもらい焼き肉を一緒に食べたのがきっかけです。
焼き肉を食べながら土や微生物に対する想いを聞いてめちゃくちゃ熱い人だな~という印象でした。

その後、小松能美農業青年グループの活動で会長の中野君から今年は土・微生物の勉強をしたいという言葉があり
すぐに新坂さんを紹介し、その流れで11月に1回目の研修会を開催しました。

11月は座学で土や微生物、株式会社ナチュラルファームの紹介を受けました。
翌日には小松トレーニングセンターで馬糞堆肥を見学に行きました。


(サラブレッドの馬糞)

小松トレーニングセンターは中央競馬でも活躍するサラブレッドも休養に利用する場所。
G1馬のマヤノトップガンやスイープトウショウも利用したことがあります。
サラブレッドは良質な餌を食べているだけあって馬糞の質も良く、本田さんも興奮気味でした。

その後は会長の中野君の畑へ
中野君はトマトの青枯れ病という病気に悩んでいて、薬をやれど効かず対策に悩んでいました。
そんな課題を抱えてた目の前に本田さんが現れたもんだから、本田さんを信じ
土壌中の微生物を活性化させることで、病気の減らすことにチャレンジすることになり
今回は座学に加え微生物資材を設置するために再度、本田さん・新坂さんい小松へお越しいただきました。

設置???

そうなんです。もちろん微生物資材を購入することは可能なのですが
本田さんは、農家が自ら微生物資材(液肥)を作ることで最高の状態で使えると言いいます。
作る、と言っても簡単で、タンクの中に水を入れ、元となる資材を入れて泡をブクブクさせるだけ。

(設置の様子をオンラインで繋いで説明)

これ凄くないですか!?

使う日に合わせて自ら液肥を作ることで最高の状態で使用できる。

さらに本田さんの考えで好きなのが
その土地に合ったやり方で持続可能な方法を探すこと。
日本全国、どこでも同じやり方を推奨するのではなく、地域にある資源を活用しいて継続できる形でプロデュースしてくれます。
小松の場合は、小松トレーニングセンターの馬糞堆肥を利用することになりました。
馬糞も処理に困っていたようで、上手くいけば、WinWinになる良い取り組みになりそうです。

今回は僕の圃場にも来ていただき相談した結果
苗づくりから液肥を試してみようという事になりました。
近年は異常気象でなかなか納得のいく品質のお米に仕上がっていないだけ
この取り組みは非常に楽しみにしています。

3月から実践予定なので、状況を追って報告したいと思います。

 

OTHER POSTS

  • 10

    12

    PHOTO SHOOTING

    宮本農産があるのは石川県小松市。 ディレクターたちを交え、webやプロモーション

  • 05

    01

    2021年の田植えが始まりました。

    2021年の田植えが始まりました。 今年は28日からの予定でしたが、天候の関係も

  • 04

    15

    今年のお米作りも始まりました

    2・3月と苗の土をつくる作業や種の準備をするなど 少しずつ今年のお米つくりを始め

  • 06

    02

    乾燥調製施設が完成しました

    乾燥調製施設がいよいよ完成しました。 2月の建前に始まり約4ヵ月。田植えのなどの

  • 11

    25

    LAUNCH

    宮本農産のwebサイトを公開しました。

  • 02

    11

    宮本農産五代目 宮本 健一

    石川県小松市でお米と小松イ草を栽培している宮本健一です。 1987年11月11日